嵐の前の静けさ。本日5月CPI発表日。2023.6.13
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
12日(月)のドル円は方向感に欠ける動きを見せました。

ドル円は日足ベースの三角保合を上下に推移中です。欧州時間が開く頃、米金利が大きく低下。ドル売り圧力が上昇し、ドル円は139.06円まで安値を更新しました。
しかし今週の金曜日に予定されている日銀金融政策決定会合にて、修正案の見直しが見送られるとの報道が各国で相次いだため、米金利は再び上昇。
短期筋もこの報道にストップBUYに動いたことでショートカバーが働きドル円は上昇。139.76円まで値を戻しました。現在は三角保合の中間点139.57円を推移しています。
本日は今週の重要イベントの1つ、米5月消費者物価指数(以下CPI)が21時30分に発表されます。
CPIが予想を上回る結果の場合、
今週予定されているFOMCでの利上げ観測並びにドットチャートの変更が浮上されます。(ドル買い圧力が急増する材料です)
逆に予想を下回る結果の場合、
今週FOMCの金利据え置きが濃厚。来月FOMCの利上げ観測も後退するでしょう。ドル売り圧力は強まり、ドル円は139円を有に割ってくると考えられます。
◆本日のドル円相場◆
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