[2023.3.31]年度末&月末要因によるドル円上昇継続中。

① 年度末&月末要因。欧州時間からは明日のロンドンんフィッキングを控えた状況下。
② FRB当局者たちの強い発言にもドル円の反応は限定的。
③ ドル円は再び直近高値を更新中。
YS@Investor and Trader 2023.03.31
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸1ー3月期GDP確報値

(実質GDP)

結果:2.6%🔻 予想:2.7% 前回:2.7%

(個人消費)

結果:1.0%🔻 予想:1.6% 前回:1.4%

(GDPデフレータ)

結果:3.9% 予想:3.9% 前回:3.9%

(PCEコアデフレータ)

結果:4.4%🔺 予想:4.3% 前回:4.3%

・🇺🇸新規失業保険申請件数

結果:19.8万件 予想:19.5万件 前回:19.1万件

・リッチモンド連銀バーキン総裁発言

「データの強さと銀行システム起因の脆弱性の折り合いをつけることに機敏に対応していく。」「インフレが続く場合、FRBはさらなる利上げが可能」

・ボストン連銀コリンズ総裁発言

「インフレを抑えるためには追加の利上げが必要だ」

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

30日(木)のドル円は下値を確かめつつも上値を更新する展開となりました。

昨日に急ピッチで上昇したドル円の反動年度末要因における本邦輸出企業におけるドル売り&円買い米金利低下によるドル売り圧力の上昇も加わり、この日のドル円は日本時間から欧州時間早朝にかけては下落傾向。安値132.21円を記録しました。

しかし年度末&月末のロンドンフィッキングを控えた欧州時間からは流れが変わります。

・リスクオンの円売り再開

・短期筋におけるショートカバー

・欧州勢、米国勢が本格的に参入してきたことに伴い米金利が上昇。ドル買いが再開。

年度末&月末の要因も加わり上記がチャートでも大きく反応した事によりドル円は米国時間朝に132.97円まで上昇しました。

昨日は数多くの指標やFRB当局者たちの発言も見られたんですが、ドル円の動きは限定的でした。これらも年度末&月末要因であった為と思考しています。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇯🇵3月消費者物価指数(東京区部)

・🇺🇸2月PCEデフレーター

***

◆本日のドル円相場の予想◆

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