[2022.11.3]ドル高トレンド再開。本日の雇用統計で激しさは激化するか?
❷ 米経済指標の不甲斐ない結果に一時148円を割るもすぐに148円台を回復。
❸ ドル円は主要テクニカルラインを上抜け中。地合いは強い状況。
❹ 本日は雇用統計発表日。
お知らせ
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目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇪🇺ECBラガルド総裁の発言
「FRBの政策決定は世界の市場に影響を与えるため注意を払う必要があるが、FRBと足並みをそろえて行動することはできない。」
「われわれは潜在的な波及効果に注意を払わなければならない」
「われわれは似て非なるものであり、同じペースで(あるいは)同じ景気認識のもとで進むことはできない」
「われわれは、金融市場、それより程度は小さいものの貿易を通じた政策の波及に影響を受ける。なぜなら明らかに為替レートは重要で、われわれがインフレを予測する上で考慮しなければならないからだ」
欧州各国のインフレ上昇を抑えたくても、米国の様にすることは出来ないと辛い状況が表れる。
・🇪🇺失業率
(結果:6.6% 前回:6.6% 予想:6.6%)
・🇬🇧BOE金利発表
(結果:3.00% 前回:2.25% 予想:3.00%)
・🇬🇧ベイリー総裁の発言
「インフレ抑制に必要な政策金利の引き上げは、市場が考えるよりも小さい」
金融引き締めが原因で景気後退が長期化することを懸念
・🇺🇸新規失業保険申請件数
(結果:21.7万人 前回:21.7万人 予想:22.0万人)
・🇺🇸失業保険継続受給者数
(結果:148.5万人 前回:143.8万人 予想:145.0万人)
・🇺🇸サービス部門購買担当景気指数
(結果:47.8 前回:46.6 予想:46.6)
・🇺🇸総合購買担当者景気指数
(結果:48.2 前回:47.3 予想:47.3)
・🇺🇸ISM非製造業景気指数
(結果:54.4 前回:56.7 予想:55.5)
◆昨日のドル円相場の特徴◆
3日(木)のドル円は堅調な動きを見せました。

FOMCにより上昇したドル円の調整、並びに🇺🇸の利上げペース鈍化が観測された事で、日本時間のドル円は引けにかけて下落。約1週間ぶりに安値145.68円を記録しました。
しかし欧州時間に入ると反発。
・🇪🇺ECBラガルド総裁の弱き発言(インフレ抑制のやり方は、アメリカの様には出来ないなどドル需要を誘うかのようなニュアンスの発言)
・利上げ後の🇬🇧ベイリー総裁のハト派発言
これらが欧州通貨➡︎ドルへの流入を呼び込みます。

この間、米長期金利も上昇。米10年債利回りは4.21%まで上昇します。
これによりドル円は米国時間朝方に148.44円の高値を記録します。しかしその後、米10月ISM非製造業景況指数などの経済指標が冴えない結果、米長期金利も経済指標発表後に下落が止まらなかった事でドル円は146.62円まで下落するものの、ドル円の押し目買いは強く、直ぐに148円台まで回復。

米国時間の引け時には148.15円前後を推移する動きとなりました。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸10月雇用統計
◆本日のドル円相場の予想◆
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