🇬🇧財政懸念後退でポンド・ユーロ需要上昇。ドル需要は下落するも円も下落。誰の仕業?(2022/10/13)

❶ ドル円、米国時間に148.96円まで上昇。黒田総裁は依然としてハト派スタンス
❷ テクニカル的観点並びにファンダメンタル的観点もドル高円安トレンドを優先
YS@Investor and Trader 2022.10.18
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

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◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸10月ニューヨーク連銀製造景気指数

(結果:-9.1% 予想:-4.3% 前回:-1.5)
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◆昨日のドル円相場の特徴◆

週明け17日のドル円は依然として高値圏を目指す動きを見せました。

財務省・日銀の為替介入の警戒感は残りつつもドル円は高値圏を目指します。

ドル円が依然として上昇基調なのは、短期間でドル円が急上昇したにも関わらず、日銀の為替介入がなかったことへの失望感でしょうね。

神田財務官:「為替の過度な変動にしっかり対応していく」

鈴木財務相:「投機的な動きあれば断固たる措置取る」

岸田首相 :「投機が絡んだ急激な為替変動は好ましくない」

彼らの発言はなんだったんでしょうね。チャートを見てると脅しにもなってない状態です。

昨日は、日銀衆院予算委員会で黒田総裁のハト派発言が見られました。

「金融緩和を継続することが適切」

欧州時間には、🇬🇧の財政懸念が後退する動きが見られました。

クワーテング前財務相の後任であるハント新財務相が9/23に発表された全ての税制措置を撤回することを発表。これにより🇬🇧の財政懸念が後退。ポンド需要が急上昇しました。これにユーロも連れられドル需要は下がりますが、同時に円の需要も下落。

米国時間には、🇺🇸10月のニューヨーク連銀製造業景況指数が発表されました。結果は市場予想を大きく下回りましたが、ドル円の動きは限定的なものとなりました。

(結果:-9.1% 予想:-4.3% 前回:-1.5)
***

◆今日のチェック項目◆

・財務省、日銀の動向と発言

・米長期金利の動向

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◆本日のドル円相場の予想◆

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