[2023.3.29]ドル円軟調推移。不安定な動き続く。

① この日のドル円は高値131.77円まで上昇するも、その後は130.41円まで急落。不安定な相場続く。
② 本邦企業による年度末絡みのドル売りとそれを材料にした投機的動きが続く。
③ 世界的な金融不安は継続中。円買い圧力は日々強くなっていると思考。
YS@Investor and Trader 2023.03.29
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

🇺🇸2月卸売在庫(21:30)

(前月比)

結果:0.2%🔺 予想:-0.1% 前回:-0.4% 前回改定値:-0.5%

米商務省センサス局が米国の製造業・卸売業・小売業の3業種について、耐久財と非耐久財に分けて在庫水準(在庫循環状況)を集計した指標。企業在庫と似た指標であるが、企業在庫が製造業・卸売業・小売業の3業種について在庫・企業売上高・在庫比率について集計するのに対して、卸売在庫では在庫水準が集計対象となる在庫水準は景気の拡大期、後退期ともに増加する可能性があるため、取り扱いに注意が必要。景気拡大期には今後の売り上げ増加を見込んだ積極的な在庫積み増しが行われ、景気後退期には売り上げ減少による意図せざる在庫の増加が起きる。
みんなのFX

🇺🇸1月住宅価格指数(22:00)

(前月比)

結果:0.2%🔺 予想:-0.4% 前回:-0.1%

米連邦住宅金融局(FHFA : Federal Housing Finance Agency)が、全米の一戸建て住宅の価格動向を指数化したもの。S&Pケースシラー住宅価格指数と並ぶ米国の代表的な住宅価格指数。
みんなのFX

🇺🇸1月S&Pケースシラー住宅価格指数(22:00)

(前年比)

結果:2.55%🔻 予想:2.60% 前回:4.65% 前回改定値:4.62%

🇺🇸3月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)

結果:-5🔺 予想:-8 前回:-16

🇺🇸3月消費者信頼感指数(23:00)

結果:104.2🔺 予想:101.2 前回:102.9 前回改定値:103.4

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

28日(火)のドル円は方向性が定まらない動きとなりました。

・本邦年度末絡みの実需のドル売り(決算により円が必要な為)

・🇺🇸主要株価指数が軟調推移(リスク回避が強まり円買い圧力が高まる為)

特段大きな材料はないものの、ドル円は上記などの材料から日本時間から欧州時間にかけて大きく下落。130.41円を記録しました。

米国時間に入ると、発表された経済指標の多くが予想を上回りました。また米金利低下の縮小幅も縮小した事によりドル買い圧力が上昇。

金利も上昇した事でドル円も反発。130.88円前後まで値を戻しこの日を終えました。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数

・🇺🇸2月中古住宅販売成約指数

***

◆本日のドル円相場の予想◆

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