[2023.1.11]ボウマン理事の強気なタカ派発言も動じないドル円。市場は既に12月CPIショックに向けて警戒モードか?
❷ スウェーデン中銀主催のシンポジウムでは、パウエル議長から目立った発言見られず
❸ ボウマン理事からかなり強気のタカ派発言見られるも、ドル円の動きは限定的
❹ 12月CPIショックに向けて警戒感強まる
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・パウエル議長発言
目立った言及特になし
・ボウマン理事よりタカ派発言
「追加利上げが必要になると予想している」「しばらくの間、ピーク金利を維持する必要性がある」
◆昨日のドル円相場の特徴◆
10日(火)のドル円は下落を持ち直す展開となりました。

・日銀金融緩和の修正観測
・米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇
・ゴトー日における公表相場決定後の実需面でのドル売り・円買い
これらが材料となり、ドル円は131.40円まで値を下げました。
欧州時間からは、スウェーデン中銀主催のシンポジウムでパウエル議長や黒田総裁の発言に注目が集まります。
・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
・短期筋のショートカバー
これらがドル円反発の支援材料となり、米国時間の朝方にかけて132.48円まで上昇。
シンポジウムではパウエル議長や黒田総裁からは目立った発言は見られなかったものの、FRBメンバーのボウマン理事からは、かなり強気のタカ派発言が見られました。
ボウマン理事:「追加利上げが必要になると予想している」「しばらくの間、ピーク金利を維持する必要性がある」
これによりドル買い圧力は上昇するも動きは限定的なものになります。
市場は12日発表の12月CPIを警戒しているかのような動きを早くも見せています。
◆今日のチェック項目◆
特になし
◆本日のドル円相場の予想◆
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