ジャクソンホール会議は予想以上にたかはスタンス?日本時間23時にパウエル議長語る!(2022/8/25)
目次
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昨日のドル円相場の早見表
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のドル円相場の早見表◆
① 昨日同様、ドル円は136円近辺を上下動。🇺🇸経済指標並びにFRB当局者のタカ派発言がドル円の下値をサポート。
② エネルギー危機への警戒感が高まる中、ECB理事会議事要旨のハト派内容にユーロ需要が下落。ドルとの格差広がる。
③ 本日はジャクソンホール会議。パウエル議長講演に要注目。
◆昨日のチェック項目◆
✅ 🇯🇵中村日銀審議委員の記者会見
「現在の日本経済において、強力な金融緩和粘り強く続ける必要」「日本の物価上昇、欧米の物価上昇とは程度や広がりが大きく異なる」
✅ 🇺🇸4ー6月期GDP改定値
(結果:-0.6% 予想:-0.7% 前回:-0.9%)
✅ 🇺🇸新規失業保険申請件数
(結果:24.3万件 予想:25.3万件)
✅ 🇺🇸8月カンザスシティ連銀製造業活動指数
(結果:3 予想:13 前回:13)
✅ 🇺🇸7年債入札
最高落札利回り:3.130%
◆昨日のドル円相場の特徴◆
25日(木)のドル円相場は、昨日同様に方向感を見出せない様子でした。

✔︎ 公表相場決定にかけてのゴトー日フロー
✔︎ 米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
✔︎ その他投機的な要因
これらが支援材料となり、ドル円は東京時間朝方にかけて、この日の高値137.21円を記録しました。
しかし、前日の高値137.26円を超える事はできず、そのまま米国時間朝方まで下落。結果的に136.32円まで反落しました。
要因としては、以下3点が考えられます。
✅ 欧州を巡るエネルギー危機発生への警戒感から、インフレが加速する要因
➡︎安全資産の円購入。
✅ 米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇
✅ ジャクソンホール会議を控えた警戒感の上昇とポジション調整
しかしその後、アメリカ経済指標の市場予想を上回る結果とFRB当局者のタカ派発言がドル円の下値を支え、価格を押し上げた事でドル円は136.50円前後まで価格を戻す展開となりました。
✅ 🇺🇸4ー6月期GDP価格指数
(結果:+8.9% 予想:+8.7% ※前期比)
✅ 🇺🇸4ー6月期実質GDP改定値
(結果:▲0.6% 予想:▲0.7% ※前期比年率)
✅ 🇺🇸新規失業保険申請件数
(結果:24.3万件 予想:25.2万件)
✅ アトランタ連銀ボスティック総裁のタカ派発言
「年内にまだ利上げ余地がある」「インフレがピークアウトしたと判断するのは時期尚早」
✅ フィラデルフィア連銀ハーカー総裁のタカ派発言
「金利を上げてからすぐに下げるというスタンスではない」「FRBは年末までに金利を制限的な水準まで引き上げる必要」
✅ カンザスシティ連銀ジョージ総裁のタカ派発言
「4%以上の金利を維持することは問題外ではない」「インフレが低下しているという証拠が出るまで利上げを行うべき」「利上げ余地はもっとある」
✅ セントルイス連銀ブラード総裁のタカ派発言
「利上げ局面は長引く必要があるかもしれない」
◆今日のチェック項目◆
✔︎パウエル議長発言(ジャクソンホール会議)