4月JOLTS求人件数の好結果に140円半ばまで値を上げるも、その後すぐ何かの力が働き急落。2023.6.1
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
月末31日(水)のドル円は大幅続落となりました。

一昨日の三者会合(財務省、金融庁、日銀)後の日銀の動向警戒による円需要が高まる中、昨日、中国PMIが予想を下回る結果となりました。
🇨🇳5月製造業PMI・非製造業PMI
製造業PMI(結果:48.8 予想:49.4 前回:49.2)
非製造業PMI(結果:54.5 予想:55.7 前回:56.4)
この動きにリスク回避の円買い圧力が上昇。(ドル買い圧力も一緒に上昇)

上記を2点を大きな材料にドル円は日本時間は下落。139.30円近辺まで下落しました。しかし米国時間に向けてドル円は再び上昇。
・🇺🇸4月のJOLTS求人件数が予想を大きく上回った事(結果:1010.3万人 予想:944.0万人)
・月末ロンドンフィキシングに絡むポンド需要高に連られる形でドル需要高
・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
・140円突破に伴う短期筋のロスカット
これらが材料となり、ドル円は140.42円まで上昇しました。
しかしその後、介入を思わせるドル円チャートの下落。

FRB当局者のハト派発言や再び下落し始めた米長期金利が材料となり、ドル円は再び139円前半まで下落。
フィラデルフィア連銀ハーカー総裁:「FEDは6月会合で利上げを見送るべき」

次の材料を求めてレンジ相場を小幅形成中です。
◆本日のドル円相場◆
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