[週報]先週の振り返りと今週の戦略
❷ ドル円は130円で強い戻りを見せるが上昇は限定的。地合いも極めて弱い状況。
❸ 今週はFOMCに要注目!0.25%への利上げは織り込み済み。利上げ縮小が見込まれるのかがポイント。パウエル議長の発言&記者会見は超重要。
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目次
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先週(1/23 - 1/27)の振り返り
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今週(1/30 - 2/3)の予想
先週(1/23 - 1/27)の振り返り
先週のドル円は週初から週末にかけて三角持ち合いを形成するかのの様にスプレット幅を縮める動きを見せました。
状況はFOMCに向けての調整一択の動き方ですね。
週初、WSJニック記者が「2月のFOMCで、利上げ幅を縮小し、今春に利上げを停止を検討し始める可能性がある」とのハト派記事を掲載しました。これによりドルストレートでのドル売り圧力が大きな重石となりドル円は129.04円まで下落しました。
その後、
日銀の担保資金供給オペの実施通告が行われました。1兆円の通告に対して3.1兆円の応札が行われた事実により海外勢は円売りを再開させました。
またこの時に発表された米経済指標が良好な結果を示し米金利が上昇した事で米ドル買いが強まり、ドル円は週間高値131.12円まで上昇しました。
米1月製造業PMI(結果:46.8 予想:46.4)
米1月非製造業PMI(結果:46.6 予想:45.2)
しかし
・短期間で上昇による反動
・製造業関連が冴えない状況
[🇺🇸1月リッチモンド連銀製造業指数(結果:▲11 予想:▲4 前回:+1)]
・米債務上限問題を巡る先行き不透明感
・日米金利差縮小
上記を材料に週初の値129.04円まで逆戻りしました。
週末にかけては、
米第4四半期GDP速報値が良好だった事(結果:2.9% 予想:2.7%)や今週開かれるFOMCによるポジション調整が支援材料となり、129.90円近辺まで値を戻す動きとなりました。
今週(1/30 - 2/3)の振り返り
昨年10/21に記録した約32年ぶりの高値151.95円をトップにドル円は下落が続いています。
先週は130円で戻り売り圧力が根強く見られたが、結果は上値の重さを再確認できる展開となりました。
強い売りシグナルを示唆する一目均衡表の「三役逆転」は依然として継続中。弱気パーフェクトオーダーも点灯してる事から地合いの悪さが確認できますね。
こうした中、今週は1/31ー2/1に予定されているFOMCとパウエルFRB議長の記者会見が注目ですね。
今会合では利上げ幅25bpは既に織り込まれている状況です。市場の関心は利上げサイクルの最終到達点(ターミナルレーtp)とその到達時期。加えて利下げを検討する時期か否か。
この3つでしょうね。
一足先にカナダ中銀が先週の会合で利上げ停止の可能性を示唆しました。FRBも同様の見立てが出るのかが注目されてます。
個人的な観点では、雇用がまだまだ強い米国が利下げを示唆するのは時期尚早ではないかと考えてます。
よってFOMC声明文よりもパウエル議長の発言が注目されるのではないかと考えます。
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