[2022.11.16]PPIも市場予想下回り!ドル円、再び安値圏に突入
❷ 10月のPPIは市場予想を下回る結果。米長期金利も再び低下。
❸ 米国時間引けにかけてドル円は再び139円まで値を戻す。
❹ ロシアのミサイルがポーランドに着弾した事でユーロ売り圧力上昇。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸10月生産者物価指数
前月比 :(結果:0.2% 前回:0.4% 予想:0.4%)
前年同月比:(結果:8.0% 前回:8.5% 予想:8.3%)
コア
前月比 :(結果:0.0% 前回:0.3% 予想:0.3%)
前年同月比:(結果:6.7% 前回:7.2% 予想:7.2%)
・🇺🇸NY連銀製造業景気指数
(結果:4.5 前回:-9.1 予想:-0.5)
・フィラデルフィア連銀ハーカー総裁の発言
「インフレは現時点で高すぎ、景気の軟化を見込む。」
「12月に0.5%の利上げを支持する。」
・FRBクック理事の発言
「FRBの焦点はインフレ対処であり、われわれは持続可能で力強い労働市場を望んでいる」
・FRBバー副議長の発言
「米経済の顕著な軟化を目にすることになるだろう」
「インフレはあまりに高過ぎる」
◆昨日のドル円相場の特徴◆
15日(火)のドル円は急落と、それを持ち直す展開が見られました。

・ゴトー日に伴うドル買い・円売り
・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
により、ドル円は日本時間午後にこの日の高値140.60円を記録しました。
しかし欧州時間から米国時間にかけて下落。
・前日のFRB当局者のハト派発言を材料としたドル売り
(対欧州通貨でのドル売り圧力上昇)
・10月PPIの予想を下回る結果
前月比 :(結果:0.2% 前回:0.4% 予想:0.4%)
前年同月比:(結果:8.0% 前回:8.5% 予想:8.3%)
コア
前月比 :(結果:0.0% 前回:0.3% 予想:0.3%)
前年同月比:(結果:6.7% 前回:7.2% 予想:7.2%)
・米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇
上記がドル円の下落材料となり、ドル円は137.70円まで下落しました。
その後、短期筋の強力なショートカバー、11月のNY連銀製造業景況指数の良好な結果により米長期金利の低下幅が縮小した事でドル円は再び139円前後まで値を戻しました。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸10月小売売上高
・🇺🇸10月輸出入物価指数
・🇺🇸10月鉱工業生産
・🇺🇸10月設備稼働率
・ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁講演
・FRBバー副議長証言
・FRBウォラー理事講演
◆本日のドル円相場の予想◆
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