[2023.4.6]🇺🇸経済指標の更なる悪化によりドル円は更に下落。雇用統計発表への警戒高まる。

① ドル円は経済指標の相次ぐ悪化により直近安値を更新。130.65円を記録。
② テクニカル的にもファンダメンタル的にも地合いの弱さは高まるばかり。市場参加者は労働市場の逼迫を懸念し始めた。
YS@Investor and Trader 2023.04.06
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の振り返り

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の様子

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数

結果:-4.1%🔻 前回:2.9%

・🇺🇸3月ADP雇用統計

結果:14.5万人🔻 予想:21.5万人 前回:24.2万人 前回改定値:26.1万人

・🇺🇸2月貿易収支

結果:-705億ドル🔻 予想:-685億ドル 前回:-683億ドル 前回改定値:-687億ドル

・🇺🇸3月ISM非製造業・総合PMI

ISM

結果:51.2🔻 予想;54.5 前回:55.1

PMI

製造業(確報値)

結果:49.2🔻 予想:49.3 前回:49.3

非製造業(確報値)

結果:52.6🔻 予想:53.8 前回:53.8

コンポジットPMI(確報値)

結果:52.3🔻 予想:53.3 前回:53.3

・🇺🇸3月ISM非製造業景況指数

結果:51.2🔻 予想:54.5 前回:55.1

***

◆昨日のドル円相場の振り返り◆

5日(水)のドル円は直近最安値を更新する運びとなりました。

この日のドル円は、日本時間正午にかけて上値を131.85円まで伸ばすも、悪化が続く経済指標の影響により伸び悩みが目立ちます。

・リスク回避の円買い圧力が強まった事

・米国時間の経済指標発表に向けての調整局面が強まった事

上記の理由が強いと思考します。

迎えた経済指標は予想を全て下回りました。これにより米金利は大きく低下。ドル売り圧力が一気に強まります。

心理的節目である131円を破れてしまった事でロスカット率が上昇しドル円は大きく下落。直近最安値を更新しました。(130.65円)

米国市場の引けにかけて戻りも弱く、市場参加者は雇用統計に向けた警戒を強める運びとなりました。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸新規失業保険申請件数 03/25 - 03/31

***

◆本日のドル円相場の様子◆

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