[2023.4.26]世界的な金融システム不安再燃でドル円大幅下落。
➡︎週報ではテクニカル分析とファンダメンタル分析の両面からアプローチ!
➡︎日報はファンダメンタル分析を中心にドル円の流れを物語形式にお伝えしています!
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の見通し
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸2月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)
[前年比]
結果:0.36% 予想:-0.05% 前回:2.55% 前回改定値:2.58%
・🇺🇸4月リッチモンド連銀製造業指数
結果:-10 予想:-8 前回:-5
・🇺🇸3月 新築住宅販売件数
[新築住宅販売件数]
結果:68.3万件 予想:63.5万件 前回:64.0万件 前回改定値:62.3万件
[前月比]
結果:9.6% 予想:-1.4% 前回:1.1% 前回改定値:-3.9%
・🇺🇸コンファレンスボード消費者信頼感指数
結果:101.3 予想:104.4 前回:104.2 前回改定値:104.0
◆昨日のドル円相場の特徴◆
25日(火)のドル円は高値からの急反落を見せました。
この日の日本時間。ドル円は依然として下値が強い上昇基調な相場感でした。
❶ 本邦輸入企業による実需のドル買い
❷ ECBの相次ぐ利上げに対するタカ派発言によるユーロ需要強
➡︎ ユーロ円が約8年半ぶりに高値件突破。ドル円も連られる状況
❸ 植田総裁の金融緩和継続のスタンス示唆
「現行のYCCによる金融緩和継続が適当」
「いま金融引き締めに転じると半年後に物価が下がっていく局面でさらに下押し圧力が加わり由々しき事態になる」
これらが支援材料となり、ドル円はこの日の高値134.46円を記録しました。
しかし米国時間からは下落傾向。この日発表された🇺🇸経済指標も不甲斐ない結果となります。(◆昨日のチェック項目◆参照)
またこの日は債券市場に変な動き(債券が期間問わず全面買い)がありました。
”指標結果は確かに悪いけど、ここまで債券にリスクヘッジする様な動きか!?何かあったな.....。”
と勘ぐっていました。
米国時間のお昼前、🇺🇸ファーストリパブリック銀行株が大暴落。
これにより世界的な金融システム不安が再燃し、リスク回避の円買い圧力が上昇します。
米金利も下落が止まらず、ドル売り圧力も上昇を続けます。
結果、ドル円は米国時間午後にかけて133.38円の安値を記録しました。
◆今日のチェック項目◆
特になし
◆本日のドル円相場の見通し◆
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